“洋君、お疲れ様です。今から買い物してアパートに帰るけど、今夜は何が食べたい？”「はい、送信っと」
あっ、失礼しました、皆さんこんばんは日向です。
少しづつ日が長くなって、暖かくなって来ましたね。実は今日、面接受けて来ました。
今の職場、悪くは無いんですが、ちょっと通勤が大変なんですよ。
今度は、兵庫区内です。
駅も新開地が近いから受かれば、駅で待ち合わせして同伴帰宅ってのも、夢じゃ有りません♪
♪♪♪あっ、洋君から返信ですね。“ニンジン”
・・・ニンジンだけ？ボリボリかじるつもりかなぁ？
“人参だけ？ 他にオカズは？“そう返信する。
♪♪♪
返信ハヤッ”みっ”みっ？ラビちゃん？
でも、朝出掛ける時ラビちゃんは、アパートに居たけどなぁ・・・
“ラビちゃん？ そんな訳ないわよねぇ？ 洋君、ふざけてる”♪♪♪“違うよ、私は大きなラビ・・・ラビママです。いっつも、ラビがお世話になってます。”
・・・大きなラビちゃん？あっ！
やっぱり、あんただったんだ。何となく嫌な予感はしてたんだけど、やっぱり我が家に来たかぁ
ラビちゃんでも、大きいぬいぐるみって感じだけど、あんたは特別大きいわよね。
座椅子から、はみ出し気味だし
って言うか、そんな手でよく携帯が打てたわねぇ
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山陰の仮想の街、松舞町を舞台にした様々な恋愛模様
――― 松舞町ラブストーリー ―――
